ある意味種牡馬の運命も変えたドリームジャーニー

復活した2歳チャンピオン ドリームジャーニー

今回の厳選名馬列伝でお伝えする名馬はドリームジャーニーです。
競馬ファンには、言わずと知れた神配合の兄弟です。

 

全弟には、オルフェーヴルと今年の朝日杯フィーチュリティSの有力馬のアッシュゴールドがいます。

 

 

父 ステイゴールド
母 オリエンタルアート

 

 

生涯成績:31戦9勝

 

主な勝ち鞍:朝日杯フィーチュリティS 宝塚記念 有馬記念

 

 

 

栄光と転落の運命をたどる

 

大人気の種牡馬ってわけではなかったステイゴールド産句のドリームジャーニーは新潟でデビューしました。

 

新馬戦を勝利して次の芙蓉Sでも勝利しました。

 

 

次戦の東スポ杯で重賞初勝利を狙いましたが、ここにはまだ新馬勝ちしただけではありましたが、世代屈指の注目馬のフサイチホウオーが出走していました。

 

レースでは先行してたフサイチホウオーを後ろから差す競馬をみせましたがメンバー最速の上りで追い詰めましたが半馬身届きませんでした。

 

 

次戦は2歳チャンピオンを決める朝日杯フィーチュリティS
このレースでは、今までと違った競馬を見せます。

 

1番人気のオースミダイドウがハイペースで逃げる展開をドリームジャーニーは、追い込みの競馬を見せます。
直線では、1頭だけ桁違いの末脚をみせてドリームジャーニーが朝日杯フィーチュリティSを制して2歳チャンピオンに輝きました。

 

 

この歳の暮れのラジオたんぱ杯をフサイチホウオーが勝利したことから、フサイチホウオーが2歳チャンピオンにふさわしいのでは?と少し話題になったりもしました。

 

 

3歳のスタートは弥生賞からになりました。
ここでは超良血馬のアドマイヤオーラが出走しており、3着でした。

 

本番の皐月賞では、昨年負けたフサイチホウオーとのリベンジになりましたが、全く見せ場なく8着に終わりました。

 

 

続く競馬の祭典の日本ダービーに挑みましたが、牝馬のウオッカに敗れて5着でした。
しかしこのレースでは展開に恵まれないながらも、素晴らしい末脚を披露してくれました。

 

 

秋の初戦の神戸新聞杯は、騎手が武豊騎手に代わり新たなスタートとなりました。
このレース今年初勝利をあげ、3冠レース最後の菊花賞へ向かいますが、本番では、結果が残せず距離の不安が考えられました。

 

 

暮れには鳴尾記念に出走しますが、8着と原因不明の大敗を喫しました。

 

 

 

5歳に一気に本格化をみせるドリームジャーニー

 

4歳の初戦のマイラーズも14着と散々な結果になりました。
続く安田記念も10着に敗れて適正距離がわからないまま時が過ぎていきます。

 

 

夏場の小倉記念では、まくりの競馬で圧勝しました。
続く朝日チャレンジCも、いつもより早めに動く競馬で2連勝で復活の兆しをみせます。

 

 

秋の天皇賞へ挑戦しますが、ここではまたしても10着と大きく負けました。

 

ジャンパンカップをパスして有馬記念に挑戦すると、追い込み馬には厳しい中山競馬場でしたが、4着と健闘します。

 

 

5歳になりAJCCからスタートするも1番人気を裏切る8着と不安定な成績が続きました。

 

次戦の中山記念は、8歳馬ながら本格化したカンパニーに完敗しましたが、良い競馬をみせました。

 

 

徐々に良い競馬をするようになってきてい大阪杯では、前年のダービー馬のディープスカイに競り勝ち勝利。
昨年の安田記念からパートナーとなった池添騎手との相性も良かったのかもしれません。

 

 

春の天皇賞へ挑戦し3着と健闘しました。
宝塚記念へ進むと、絶好調のサクラメガワンダーとディープスカイを一気に差し切り2歳時の朝日杯フィーチュリティS以来のGT勝利をあげました。

 

 

オールカマーでは、中山の鬼と呼ばれたマツリダゴッホに敗れて2着。
続き秋の天皇賞は、6着でした。

 

追い込み馬のドリームジャーニーでしたが、どうも直線が長い左回りの東京競馬場は合わなかったようで、生涯勝利をあげることができませんでした。

 

この年のラストは有馬記念でした。
1番人気は怪物牝馬のブエナビスタでしたが、早めに動いたブエナビスタを後方から一気に差し切り宝塚記念に続きグランプリレースを連勝して最優秀4歳以上牡馬に選ばれました。

 

 

6歳も現役で走りましたが掲示板には載るが勝ちきる事ができない競馬が続き、7歳にかけては結果が酷く引退が決まりました。

 

 

 

厳選名馬列伝が考えるドリームジャーニー

 

この馬は非常に珍しいタイプの馬だったと思います。
2歳時にGTを勝利するも、3歳〜4歳では、GTでは勝利ができず普通ならこのまま終わるのですが、5歳になりもう一度GTを勝つまでに復活する馬なんてなかなかいません。

 

そして父ステイゴールドを種牡馬の世界で注目させるきっかけになった馬でもあります。
特に弟のオルフェーヴルが活躍した後は、母の父にメジロマックイーンを持つ牝馬との相性は凄く良いと言われていまして乗馬になっていたメジロマックイーン産句の牝馬が繁殖に復活するなどの騒ぎにもなりました。

 

 

来年には、初の産句がデビューしますので、期待がされます。
オルフェーヴルの種付け料を考えれば、ドリームジャーニーは非常にお得感もあり、意外な人気になるかもしれません。

 

関連ページ

日本に希望を与えたヴィクトワールピサ ドバイワールドカップ制覇!
震災で傷ついた日本を勇気付ける勝利をしたヴィクトワールピサ
もう一つの最強世代 一気に頂点に立ったマンハッタンカフェ
近代競馬の申し子 運命の泉が好きだった馬マンハッタンカフェ
テイエムオペラオー 世界の賞金王無敵の強さ
テイエムオペラオーは4歳時に無敵の強さをほこった
エルコンドルパサー 世界一にもっとも近づいた馬
怪物相手に唯一戦えた馬 エルコンドルパサー
芦毛伝説再び!逃げ馬セイウンスカイ
最強世代の2冠馬セイウンスカイ|運命の泉
天才武豊をダービージョッキーにした名馬 スペシャルウィーク
スペシャルウィーク 武豊がダービー初勝利を飾った記念すべき馬
怪物外国産馬誕生 グラスワンダー
最強世代のグランプリホース グラスワンダー
最強の逃げ馬まさかの運命で予後不良にサイレンススズカ
悲劇的な運命サイレンススズカ
武豊が愛した馬マーベラスサンデー
遅れてきた大器マーベラスサンデー
夏場に一気に成長して一気に世代のトップへ上り詰めたマヤノトップガン
3歳の時に年度代表馬にも選ばれたマヤノトップガン
衝撃の復活劇 一気に世代トップへ サクラローレル編
3強時代の中心ホースのサクラローレル
将来が期待された藤沢厩舎期待のバブルガムフェロー
完成度が高く期待されたバブルガムフェロー
世代トップがリタイヤしてもイシノサンデーが優勝
サンデー時代到来を予感させる層の厚い年 イシノサンデー
伝説の菊花賞 ダンスインザダーク
菊花賞で初タイトルを獲得したダンスインザダーク
あの輝きはなんだったのか?タヤスツヨシの運命
ダービー後に全くらしさが無くなったタヤスツヨシ
SS初年度産句 最初のクラシックホースのジェニュイン
サンデーらしい馬体でかっこよいジェニュイン
幻の3冠馬と呼ばれたフジキセキ
幻の三冠馬という表現はまさにこの馬のためのもの フジキセキ
兄弟対決直前に不運の引退 ビワハヤヒデ
芦毛のスターホース ビワハヤヒデ
運命の名馬 ナリタブライアン
伝説の名馬 ナリタブライアン