世代トップがリタイヤしてもイシノサンデーが優勝

チャンスをしっかりと物にした皐月賞馬 イシノサンデー

厳選名馬列伝がお伝えする今回の馬はイシノサンデーです。
ハッキリって他の名馬達と比べると少し落ちる気がすると思いますが、個人的に好きな馬でもあるので、とりあげる事にしました。

 

 

父 サンデーサイレンス
母 ジェフォリー

 

生涯成績:22戦6勝(地方成績も含む)

 

主な勝ち鞍:皐月賞

 

 

バブルが消えてもこの馬が勝つ

 

イシノサンデーは、2歳の9月にデビュー
注目されていたサンデーサイレンス産句でもあり、圧倒的1番人気で1着で新馬勝ちしました。

 

続くオープン競争では、3着に敗れてしまいますが、500万下のレースで好タイムで勝利すると一気に評価が高くなりました。

 

 

そして2歳戦の暮れの大一番のラジオたんぱ杯に出走します。
1番人気になりましたが、ここにはダンスインザダーク、ロイヤルタッチ、タイキフォーチュンと有力馬が目白押しでした。

 

 

イシノサンデーは完成度が高く、レースでは早め先頭のレースをしますがロイヤルタッチに差されて2着でした。
SS産句でも上位評価でしたが、この年には同じSS産句の中でもひと際評価が高いバブルガムフェローがいたため2〜3番手評価でした。

 

 

年が明けてオープン競走のジュニアカップから始動したイシノサンデーでしたが、この直前に大雪にみまわれて、芝での予定だったレースはダートに変更されるハプニングがありましたが、このレースを圧勝して思わぬところでダート適正の高さも見せ付けることになりました。

 

 

皐月賞のステップレースとして弥生賞に出走したイシノサンデーは、1番人気で挑むも、暮れのラジオたんぱで3馬身以上離したダンスインザダークに敗れてしまい、ツクバシンフォニーも差せず3着となってしまいました。

 

 

いよいよ本番が近づく時期になり、圧倒的な1番人気が予想されていたSS産句の大将バブルガムフェローがケガで出走を回避することになり、一気に混戦模様になりました。
前年のフジキセキ離脱に続いてサンデーの有力候補が2年連続皐月賞直前でリタイヤになりました。

 

そして、ダンスインザダークも熱発でリタイヤで、イシノサンデーには大チャンスの皐月賞になりました。

 

 

本番の皐月賞は、4番人気で挑むことになりました。
1番人気はSS産句のロイヤルタッチでした。

 

レースは中段からすすめて、直線で上手く抜け出しロイヤルタッチを3/4馬身抑えて優勝しました。
サンデー産句は2頭の本命馬を失っても、ワンツーフィニッシュするなど、まさに独壇場でした。

 

 

続くホースマンが一番の目標にする日本ダービーにはダンスインザダークも出走してきて、3番人気になりました。
唯一2冠の可能性があったイシノサンデーでしたが、距離にも問題があったのか6着と初めて3着以内をはずす結果に。

 

 

 

別路線も試してみた3歳秋

 

セントライト記念から京都新聞杯と2戦続けて人気を裏切り4着→5着だったこともあり、菊花賞へは向かわず、才能の片鱗をみせたダート路線へ挑戦しました。

 

3歳限定のスーパーダートダービーに挑み圧倒的1番人気になりましたが3着と敗れました。
次はダービーグランプリに出走して快勝とやはりダート適正は高いことを証明しました。

 

 

4歳になり京都金杯に出走して57.5キロのハンデながら勝利して芝・ダートどちらでも高い能力を証明しました。

 

 

その後は川崎記念からフェブラリーSを目指すことに。
フェブラリーSでは、ダートの猛者たちとの戦いになり9着と大敗してしまいました。

 

その後は芝路線に専念しましたが、掲示板に載ったりダメだったりと勝利することはできませんでした。

 

引退後は種牡馬になりましたが、重賞勝ち馬は産まれず活躍馬を出すことはできませんでした。

 

 

厳選名馬列伝が好きなイシノサンデー

 

イシノサンデーは栗毛のきれいな馬でした。
栗東の山内調教師の厩舎所属でピンク色のメンコをしているイメージが凄い残っている馬でもあります。

 

四白流星のキレイな馬体が印象的な馬です。
ちなみに四白流星とは、手足の4本の先が白く、そして顔の額の部分も白い毛になっている馬のことを言います。

 

 

それまでは、青鹿毛の馬しかカッコよく思わなかったのですが、初めて栗毛でかっこよいと思った馬でもあります。

 

 

皐月賞前までは、サンデーサイレンス産句の4強の4番手の評価でしたが、回避が相次ぎなんとか1つのタイトルと獲得できてよかったと思っています。

 

代表的な産句が生まれなかったのは残念でしたが、個人的には凄い好きな馬でした。

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