伝説の菊花賞 ダンスインザダーク

衝撃の菊花賞 ダンスインザダーク

厳選名馬列伝がお伝えする今回の馬はダンスインザダークです。

 

名門一家の超良血馬で兄弟にもGT馬がいて期待されて生れてきた馬がダンスインザダークです。

 

 

父 サンデーサイレンス
母 ダンシングキイ

 

生涯成績:8戦5勝

 

主な勝ち鞍:菊花賞

 

 

ライバルも強かった当たり年

 

ダンスインザダークといえば、どちらかと言えばスタミナタイプだと誰も思っていたが、自信のラストレースになった菊花賞は度肝を抜くような瞬発力をみせつけました。

 

 

新馬戦は2歳の12月でした。
名牝ダンスパートナーの弟でもありデビュー前から期待されていました。
主戦騎手は武豊騎手で、引退までそれは変わる事はありませんでした。

 

 

新馬戦を危なげなく勝利すると、ラジオたんぱ杯3歳Sに挑みました。
1番人気は3戦2勝で500万下も勝利していたイシノサンデーで、その他にも今後ライバルになるロイヤルタッチや、のちにNHKマイルCを驚異的なレコードで勝利するタイキフォーチュンなど豪華メンバーでした。

 

 

レースでは、前目のポジションでレースを進めていましたが、同じ位置からレースをしていたロイヤルタッチに3馬身以上離されて3着で、賞金を加算することができませんした。
2着にはイシノサンデーでした。

 

 

年明け初戦はきさらぎ賞になりました。
このレースには、前回大きく負けたロイヤルタッチも参戦していました。
斤量は向こうの方が1キロ上でしたが、レースでは、お互いが並んだ形で進めて、今回はクビ差までその差を縮めることができました。

 

2着でしたが賞金は加算できましたし、力の差も埋まっている感じもしました。

 

 

続いて皐月賞トライアルの弥生賞に挑戦しました。
このレースでは、ラジオたんぱで3馬身離されたイシノサンデーが出走していたので、2番人気でレースに挑む事に。

 

 

このレースではいつもより後ろ目からレースでしたが、ライバルのイシノサンデーをしっかりと直線で捕えて新馬戦以来の勝利で、クラシックの有力候補になりました。

 

しかし、この後本番の皐月賞直前に熱発を発症してしまい、皐月賞の出走は回避する事になりました。

 

皐月賞はイシノサンデーが勝利しました。

 

目標をダービーに定めて、レース間隔も開いてしまうので、ダービートライアルに出走することになりました。
出走したのはプリンシパルSでした。

 

レースでは、1.1倍の圧倒的人気で、直線でも余裕たっぷりのレースで快勝して、本番を迎える事に。

 

 

3歳馬の頂点を決めるダービーに1番人気で挑んだダンスインザダーク。
ライバルと思われていた同じSS産句のイシノサンデー、ロイヤルタッチを近づけない危なげないレースで勝利は間違いなしだと思った所に伏兵フサイチコンコルドが飛んできて、まさかの2着になってしまいました。

 

 

 

春は残念ながら無冠に終わったダンスインザダークですが、秋は初戦に京都新聞杯をえらびました。

 

イシノサンデーやロイヤルタッチなど半年前とは逆の評価になり、まさに世代ナンバー1の馬になっていました。
レースでも危なげなく1着で3冠レース最後の菊花賞に挑むことになりました。

 

 

菊花賞では、ダービーで敗れたフサイチコンコルドも出走していてまさにチャンピオンを決めるレースでしたが、上手くポジション取りができずに、最終コーナーを回った時には12番手のポジションでした。

 

致命的なポジションだと誰も思っていましたが、そこからなんと33.8秒の上がり3ハロンのタイムを記録して遂に初の栄冠を手に入れました。
今では33秒台で上がる事も珍しくはなかったのですが、この当時の菊花賞でこの上がりのタイムは異常なことでした。

 

 

菊花賞翌日の屈腱炎を発症が見つかり、種牡馬としての未来もあったため、復帰を目指す事はなくこのまま引退することになってしまいました。
短い競走生活でしたが、印象深い馬でした。

 

 

厳選名馬列伝が思うダンスインザダーク

 

超良血馬で期待はしていましたが、個人的にはスタミナタイプだと思っていました。
2歳の頃や3歳の初めを見ているとロイヤルタッチにはかなわないだろうなと思っていましたが、着実に成長して逆転したのはビックリしました。

 

 

そしてラストレースになってしまった菊花賞では目の覚めるようなキレを見せてくれたので、来年はまだ1度も戦った事のない同世代の一番期待されていたバブルガムフェローとの対決が楽しみでしたが、実現しなかったのが残念でした。

 

 

まだまだ成長しそうな感じもあり、翌年はダンスインザダークの年になると思っていただけに残念でした。

 

種牡馬になってからは、特に長距離で活躍する馬を排出して、菊花賞馬は、3頭も出しました。
まさに父似てスタミナタイプの子が多い気がしました。
とても印象深い馬の1頭です。

 

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