SS初年度産句 最初のクラシックホースのジェニュイン

サンデー産句らしい馬体のジェニュイン

厳選名馬列伝が振り返る名馬シリーズ。
今日は、ジェニュインをご紹介しようと思います。

 

父 サンデーサイレンス
母 クールピアレディー

 

生涯成績:21戦5勝

 

主な勝ち鞍:皐月賞 マイルCS

 

 

神経質なわがままなお坊ちゃま

 

サンデーサイレンスの初年度産句で、父親っぽい馬体でデビュー前から期待されていたジェニュインでしたが、新馬戦は2着でした。

 

 

2歳時は、勝ち負けを繰り返していてパッとする成績は残せませんでした。

 

 

年が明けてからは、500万下特別のセントポーリア賞を快勝すると皐月賞トライアルの若葉Sに挑戦して見事に権利を獲得しましたが、サンデー初年度産句には、ジェニュインよりも評価が高いフジキセキなどがいて、中心とはいきませんでした。

 

 

皐月賞制覇は無理かと思われましたが、サンデー産句の大将格のフジキセキがリタイヤするという運命もあり、ジェニュインはサンデー産句初のクラシックホースとなりました。

 

 

ジェニュインは中山競馬場の短い直線を生かして、2番手追走から抜け出して、タヤスツヨシの猛追をクビ差抑えて優勝しました。
結局、皐月賞はサンデー産句のワンツーに終わりました。

 

 

続くダービーは距離が不安視されましたが、能力の高さで克服してタヤスツヨシには逆転を許しましたが2着と好走しました。

 

 

秋は菊花賞は決定的に距離がながいため、京王杯のマイルからスタートして、次戦を毎日王冠と挑みますが、どちらも勝利することはできませんでした。

 

 

3歳馬ながら秋の天皇賞に挑戦してサクラチトセオーの猛追を受けてハナ差の2着と惜しい競馬をみせました。

 

年の瀬は有馬記念に挑戦するも10着と大敗して、やはり古馬相手では距離に壁があることを露呈しました。

 

 

そして、この頃からジェニュインは、非常に神経質の気分屋さんだといわれ始めていました。
例えばレース中に鳥が前を飛んでいるのを見つけるとイライラしたり、風が強い日も走る気を無くすなど、やんちゃなお坊ちゃまな面がみられるようになっていました。

 

 

古馬になり勝ちきれないレースが続く

 

4歳の初戦は1,800mの中山記念からマイルの安田記念に挑みました。
この年は、本格的にマイル路線に参戦することが発表されていて、注目されていましたが、安田記念は4着と善戦はするが勝てない競馬が続きました。

 

 

秋には、調整の遅れからぶっつけで秋の天皇賞に挑戦して14着とキャリア最低の負け方をしましたが、続くマイルチャンピオンシップでは、混戦のメンバーも見方につけて1番人気で見事勝利する事になりました。

 

競馬の神様の大川慶次郎さん、レース後の何回レースをやっても着順は毎回変わると思うがジェニュインの1着だけは、変らないだろうと言っていたのを思い出します。

 

 

翌年は安田記念で2着と惜しい競馬をしますが、5歳時は1勝もすることができずに引退を迎えました。

 

 

厳選名馬列伝が考えるジェニュインという馬

 

気分屋さんのイメージが強く、直線で凄い粘る時とあっけなく失速するときの差が激しく、観ているときはヒヤヒヤさせられたのを覚えています。

 

若い頃は2番手などかなり前目での競馬が目立ち、成績を残していましたが、だんだんと中団あたりからの競馬になっていき、前を交わすほどのキレがなく、歯がゆい競馬多くなっていました。

 

 

ジェニュインはなんと言っても馬体がカッコイイ印象で、青鹿毛で白いシャドーロールが印象的でした。

 

名馬として扱ってよいのか微妙な所でしたが、印象に残る魅力的な馬でした。

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