兄弟対決直前に不運の引退 ビワハヤヒデ

兄弟対決直前に不運の引退 ビワハヤヒデ

厳選名馬列伝が名馬を紹介して3頭目になる今回は、以前にご紹介したナリタブライアンの半兄にあたるビワハヤヒデをご紹介します。

 

 

父 シャルード
母 パシフィカス

 

生涯成績:16戦10勝

 

主な勝ち鞍:菊花賞 天皇賞(春) 宝塚記念

 

 

名手も認めたその強さ

 

ビワハヤヒデと言えば、岡部騎手のイメージが強いですが3歳の序盤までは、岸騎手が主戦ジョッキーでした。

 

2歳戦の2、3戦目で連続レコード勝利で、圧倒的な1番人気で挑んだ朝日杯でまさかの2着に終わり、3歳戦の初戦の共同通信杯でも、1.3倍の一番人気を裏切ることになり、次戦から名手の岡部騎手に乗り替わることになりました。

 

 

皐月賞トライアルの若葉Sを新コンビで快勝して、本番の皐月賞に挑みました。
ここでは、ライバルのウイニングチケットに1番人気は奪われたが、いつも通りの好位からの競馬で抜け出しに成功したが、最後はナリタタイシンに敗れて、2着となった。

 

 

 

続くダービーでも、最後の最後で名手柴田政人騎乗のウイニングチケットに最後差されてしまいまたしても2着だった。
これで柴田政騎手もようやくダービージョッキーの仲間入りになれた運命の馬です。

 

 

秋の初戦は神戸新聞杯から始動して完勝。
本番の菊花賞では、今までの負けがウソのような大差でレコード勝ちで、ようやく初のGTタイトルと獲得した。

 

 

3歳のラストは、有馬記念を選択して安定度を評価され1番人気になりました。
しかし、このレースでは、1年ぶりのレースになったトウカイテイオーがまさかの勝利をしました。

 

トウカイテイオーも岡部騎手のお手馬だったが、やはりビワハヤヒデを選びましたが、奇跡的な走りに敗れて2着となりました。

 

 

古馬になり圧倒的な強さをみせる

 

ビワハヤヒデは、古馬になるとその強さに磨きがかかり、他馬を圧倒する事がおおくなりました。

 

初戦は京都記念を選択して1秒以上を離しての大楽勝。
そこから本番の春の天皇賞へ挑戦。

 

昨年の菊花賞を勝利して、長距離適性が高い事もわかっていたので、またしても圧倒的な人気になりました。

 

いつも通りのレースでいつも通りに抜け出して、勝利しました。

 

 

次はファン投票1位で選ばれた宝塚記念に挑み、またしてもレコードで2着馬を大きく離して圧勝でした。

 

これにより、ビワハヤヒデは日本競馬界のトップに立ちました。
そして、1歳年下の半弟のナリタブライアンとの対決がいつになるのかに興味が集まり始めました。

 

 

秋の初戦は、当時では王道ローテーションのオールカマーからの始動。
ウイニングチケットとの勝負も力の違いを見せて、またしても1着で、4歳になり4連勝と向かう所敵なし状態でした。

 

 

そして運命の秋の天皇賞に挑むことになります。

 

いつも通りのレースで、直線を向かえて、抜け出してくると思われましたが、なぜか伸びません。
生涯で初の連対をはずして5着になりました。

 

 

レース後に左前脚の屈腱炎が発表され、ナリタブライアンとの勝負は夢に消えました。
ファン達が非常に楽しみにしてた兄弟対決でしたが、悲運な運命でここで引退することになりました。

 

 

種牡馬には、なりましたが、血統があまり良くなかったことと、怪物種牡馬のサンデーサイレンスの種付けが始まったばかりで、注目はそちらに行っていたため、優秀な子供を残すことはできませんでした。

 

 

厳選名馬列伝 ビワハヤヒデの印象

 

ビワハヤヒデといえば、ちょっと不細工な顔をしている印象のビワハヤヒデ。
そしてなんといってもこの馬の特徴は、安定している成績。

 

 

堅い予想をする人にはこれ以上ないほどの安心の軸馬で本命党には非常に好かれた馬。
先行するレースが多く、抜け出せない不安感なども微塵も感じさせない馬でした。

 

東京競馬場で勝利した所を見たことがなかったので、左回りにもしかしたら、ちょっとした弱点があったのでは?と少し思っていましたが、答えは分からぬままでした。

 

 

やはり是非、兄弟対決を見たかったです。

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