運命の名馬 ナリタブライアン

運命の名馬 ナリタブライアン

父 ブライアンズタイム
母 パシフィカス

 

 

生涯成績 21戦12勝

 

主な勝ち鞍:皐月賞 ダービー 菊花賞 有馬記念

 

 

常識はずれの3冠馬

 

挨拶でも触れたように、私が競馬にハマるキッカケを作ってくれた私の運命の馬です。

 

 

ナリタブライアンと言えば、誰も強い馬ということは知っていると思います。
しかしそれは、3歳時(現在の表記)の印象だと思います。
※今後は、今の歳の数え方で書いていきます。

 

私がこの馬を知ったのは、朝日杯で2歳チャンピオンになった時です。
とても強かったのです、ブライアンの過去をみるとデビュー当初から無敵の強さではなかったのです。

 

 

新馬戦でも負けていますし、函館2歳Sでも負けていて、距離が伸びてから強い競馬を見せ始めた馬です。

 

そして主戦騎手として有名な南井騎手がずっと乗っていると思ったら、一度だけ清水騎手が騎乗していたようです。
これもあまり知られていない話だと思います。

 

 

3歳になったブライアンはまさに無敵の状態でした

 

ダービー前に東京競馬場を経験させるために共同通信杯に出走し楽勝し、皐月賞のステップレースのスプリングSでも圧倒的な強さを見せます。

 

 

そして本番の皐月賞では、3馬身以上離してレコードで勝利。
続くダービーも圧倒的人気に応えて、5馬身差の圧勝。

 

 

夏場は休養して秋の初戦の京都新聞杯で、伏兵スターマンにまさかの敗戦するも、
本番の菊花賞では2着に7馬身差の圧勝で、3冠達成。

 

 

この頃には、1歳年上のビワハヤヒデと有馬記念での兄弟対決が注目になっていましたが、運命は兄弟対決をさせてはくれませんでした。

 

兄は、秋の天皇賞で屈腱炎になってしまい、引退してしまい兄弟対決は幻に終わってしまいました。

 

 

しかしブライアンは、有馬記念で古馬と初対決に挑みましたが、ここでも圧倒的な強さをみせて優勝しました。

 

 

 

4歳、5歳の時は、波乱万丈の歳

 

まさに向かうところ敵無しの状態で、阪神大賞典から4歳をスタートすると1秒以上の圧勝しますが、この後に右股関節炎をおこしてしまい、春のシーズンを棒に振ることになります。

 

 

復活をかけて挑んだ秋の初戦はぶっつけ本番の天皇賞。
そして、ここまで主戦を務めていた南井騎手が落馬事故により騎乗できなくなり的場騎手が騎乗したが12着とまさかの大敗に終わった。

 

 

続くジャパンカップも代打で、天才武豊が騎乗したが、6着とまたしても敗戦しました。
ドリームレースの有馬記念を年内最後のレースに選択して挑みましたが、4着と敗れることに。

 

 

この頃から、種牡馬としての人生を考えてもう引退させたほうがいいのでは?と囁かれ始めていましたが、管理していた大久保調教師は、現役にこだわらせていました。

 

 

5歳の初戦に阪神大賞典に挑むと、前年の有馬記念で敗れたマヤノトップガンとの世紀のマッチレースを見せます。
最後にブライアンの勝負根性で1年ぶりの勝利をおさめます。

 

 

しかし本番の天皇賞(春)では、南井騎手が手綱をとり1番人気になりましたが、サクラローレル敗れて2着となりました。

 

 

その後、批判を大きく集める高松宮記念に挑戦。
まさかのスプリント戦に挑み常識ばなれした潜在能力の高さをみせますが、4着が精一杯でした。

 

 

レースから1ヶ月後に屈腱炎を発症して、遂に引退することになりました。

 

 

 

厳選名馬列伝が考えるナリタブライアンの印象

 

私の中では、運命に名馬であり、いつまでも忘れることのない馬です。
黒い馬体に真っ白なシャドーロールがトレードマークで、4コーナーでは、大外を周ってまくりぎみに進出してくる姿は王者の風格というか、オーラが漂っていました。

 

 

ケガ後の不調時も、いつものように4コーナーをまくっていましたが、そこから全く伸びないブライアンファンには辛いレースを何レースもみせられることになりました。

 

 

今の時代にナリタブライアンが存在していたら、ケガをした時点で引退をしていた可能性も高いと思います。
競馬関係者からは、馬体を見ただけで昔のブライアンではないという言葉をよく聞きました。

 

 

引退後期待を集めて種牡馬になったブライアンでしたが、GTを勝つような名馬を残す事ができなかったのが非常に残念でした。

 

 

名馬は、現役時代に全て力を使い果たしてしまったのかもしれません。
ケガ後に引退していてたらまた違った運命が待っていたのかもしれません。

 

 

生涯獲得賞金が10億円を突破した初めて馬でもあり、当時の世界記録でした。

 

 

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